山鹿市豊前街道にあった２００坪の古民家。

 

［2020.8完成］

 

【賃貸収入がある家】

 

丘の上工務店が進めている【家賃収入がある家造り】の参考例でもあります。

 

建物が古い、敷地が広過ぎる、立地がへんぴ（特殊）、デメリットは意外とメリットに変わるものです。

 

 

今回は特に立地、広さ、価格、最高にいい条件でした。

 

 

豊前街道側に、この横長の２階建ての長屋があることでクレーンが入れず、２軒隣の空き地からクレーンを使用しました。この物件のポイントのひとつでもあるこの長屋は、テナントとして利用でき「家賃収入」を得る事ができます。

 

［2020.2］before

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豊前街道は坂になっている部分があり、この物件は少し高台にある為、２階部分は眺望がGOOD！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左官さんの技術の見せ所「造形壁」

 

［2021.2］完成から半年

 

［2021.2］完成から半年

外観は、現代風のデザイン仕上げに。

カルフォルニアスタイルのCAFE-RESTAURANT-BARがオーナー様の希望でした。

 

 

隣の建物のトタンの錆びれ具合が何とも言えない！自然にできたアメリカンテイスト！

 

 

壁を全部取り払い、大きなはめ込み窓に！

 

 

 

 

 

 

 

入口側の引き戸は、全開放タイプ！

 

 

入口側の建物は、これからテナント等にリノベーションが可能で、将来が楽しみです。

 

今回の物件は、豊前街道のど真ん中にあった好立地な物件でした。たまたまのタイミングでご紹介させて頂いた形ですが、山鹿市は他の地方都市と同じように、空き家が目立ち始めました。しかし、多くは高齢な方が所有されており「先祖の家は売らん！貸さん！」という具合だったり、相続トラブルで「賃貸」「売買」ができない状態であったり、持ち主が病気や認知症等で判断能力がないという状態で、相続手続きに時間がかかり、建設や購入を別な所に考え直す方が多く、結局双方が手続きをあきらめ、いい素材である物件は何もできず朽ち果てるばかりです。結局は、管理するにも補修するにも「費用」は誰が負担するのか？という問題で、結局は買い手が見つからなければ誰も何もできない状態です。

 

※【後継人制度により空き家がどんどん増えているのが実情】

不動産等の所有者が判断能力が無いと判断されたら「後継人制度を利用すればいいじゃない」と思われるかもしれませんが、近年では後継人に親族以外の第三者がなるケースがほとんどです。その方の全財産を調べ上げるのに、かなりの時間がかかります。（裁判所の手続きを入れて２ヶ月～６ヵ月）

 

第二の壁となっているのが、後継人に対して毎月発生する報酬です。全保有資産に対し算出された報酬をその方が亡くなるまで、毎月支払う形になります。

 

第三の壁が、後継人以外、その方の財産に一切関与直接触れない為、ちょっとした事も後継人に依頼しないといけなく、勝手が悪くなるという事で、相続手続きを断念されるケースが多いです。

 

丘の上工務店では、「売却するか」「賃貸に貸し出すか」まだ検討中という市場に出ていない物件を多く、メンテナンス管理しています。

 

解体、造成、設計、施工、注文住宅、リノベーション、リフォーム、古民家再生、店舗、オフィスまで住宅に関する案件を広く扱っております。

 

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